アルミVE事例

アルミ切削加工品における、ザグリ設計のポイント

Before

図1のようなアルミ切削部品があったとします。図面上では、φ20の座ぐり深さ20と指定されています。しかし、底がフラット面になっているのでドリルだけでは加工が出来ません。フラット面にしようとすると、ドリルで加工した後に、エンドミルで仕上げを行わなくてはなりません。
こうなると、切削工程が2工程掛かり時間もコストもかかるので、アルミ切削.comでは、お客様に次のようなご提案を行っています。

After

アルミ切削.comが行う提案とは、次のとおりです。
図1のφ20の底面フラット面を、図2のような底面をドリル形状にすることを提案します。この提案を受け入れて頂けましたら、ドリル加工だけの1工程で終わることが出来ます。
そうすると、エンドミルを仕上げで使用しなくても切削工程が1工程で終わるので、コスト削減に繋がります。

アルミ切削.comでは、このようなザグリの形状変更提案など細かい提案もお客様にご提示しています。この事例では、一見すると小さな提案に見えるかも知れませんが、大きなアルミプレートや旋盤加工品になりますと、絶大なコストダウン効果を生みます。我々は、お客様にもコスト削減の力になれる提案をご提供しますので、アルミ切削.comを何卒宜しくお願い致します。