アルミVE事例
大物のアルミ切削品は、幾何公差を見直すことでコストダウン
Before
アルミの切削プレートなどの図面をよく見ますと、寸法公差の他に、幾何公差と言う実際の寸法とは違う公差が規定されることが多くあります。
良く見受けるのが、平面度・平行度・直角度です。それ以外にも真直度・真円度等 約15項目あります。
手のひらサイズのアルミ切削の部品であれば、上記の幾何公差が0.01、0.02であっても問題なく作成が出来るのですが、アルミの切削プレートなどの板物の場合は、長さが500㎜を超えるとこの幾何公差を満足させることが難しくなります。
特に平面度・平行度が同時にうたわれている場合は、なおさら問題となります。この場合、アルミに対する切削加工に加えて、研磨等特殊加工が必要になって来るなど作業工程が大きく変わりますので、コストも高くなりますし、時間もかかってきます。
After
そこで、幾何公差を最小限に留めて頂くなど、見直しをして頂ければ、切削加工時間も早くなり、また研磨加工も必要なくなるケースもあり、コストを削減する事が出来ます。
具体的には、幾何公差を0.05程度になれば、アルミ切削品であれば大抵のものは切削加工のみで対応が出来ます。
なお、アルミ切削加工品が、例えばベース類であり「締め付けた状態で平面度が出ていればよい」と言う注記を書いて頂ければ、当社も同じ条件で加工ができますので、コストの削減につながります。この場合は、実際にアルミ加工品をお客様で使用する状態で加工をしますので、問題はないと考えております。
アルミ切削品のコストダウンについて、寸法公差・幾何公差等のご相談は、お気軽にアルミ切削.comを運営するカジテックにお任せください。
大物のアルミ切削品は、幾何公差を見直すことでコストダウン
コストダウン
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