アルミVE事例
大型のアルミ切削品は、内Rを大きくすることでコストダウン
Before
アルミのプレートのような切削加工において、この図のようにサイズ:600×900×150、ポケット加工深さ:100、ポケットのコーナーR:5というアルミの切削加工品があったとします。こうしたワークは、まずこのポケット加工を行うために、コーナーR5とするためにφ10以下のエンドミルを使用する必要がありますが、深さ:100を加工するには、特殊なエンドミルが必要になる上、あっても刃先がビビってしまい加工精度が悪くなり、加工時間もかかります。その結果、コストが高くなってしまいます。
After
このポケットのR5の部分を、R20でかつ逃がし加工が可能であれば、エンドミルよりも切削能力の高いフェイスミルが使用できます。そうするとアルミ加工も仕上げも一発で加工できるので、Rの小さいエンドミルを
使用した場合に比較すると、3~5倍くらいの加工時間を短縮することができます。
このようにアルミの大型切削加工品では、Rを大きくすることで、加工時間の大幅な短縮とコストダウンに繋げることができます。
大型のアルミ切削品は、内Rを大きくすることでコストダウン
コストダウン
大物のアルミ切削加工から、複合加工・5軸加工、
小物マシニング加工・旋盤加工まで。
アルミ加工のことならお任せください。
072-883-1596072-883-1596(受付時間:平日9:00〜17:00)