アルミ切削加工品の見積りはどの様にされますか？

要点は、材料費・加工費・処理費となります。アルミ切削.comの考え方をまとめてみます。

 

材料費については、現在はインターネットが普及しておりますので、どなたでもネットを使って概略の材料費は、確認する事が出来ます。材料の寸法は、加工方法によって、図面寸法通りのサイズにはなりませんが、近い金額は大まかに算出できると思います。アルミ切削.comにお問い合わせ頂ければ、ネットでの見積りの仕方を簡単にご説明させて頂きます。

 

表面処理については、アルミの表面処理で一番良く使われるのはアルマイトになります。手のひらサイズ以下の表面処理は、ほとんど見積り時のコストには入れておりません。なぜなら、処理屋さんで、一々見積りを取るのも大変だからです。アルミ切削.comでは、サイズが大きい場合は表面処理屋さんに見積り時にお願いし、算出してもらっています。そのため、見積りに時間がかかる場合がありますが、正しい処理費が出ますので、ご容赦下さい。

 

見積もり段階で一番金額が張るのは、加工費です。

簡単な形状であれば、それ程金額はかさまないのですが、幾何公差が厳しい図面・公差穴が沢山ある図面・ピッチ公差が厳しい図面など、その内容によって大きく左右されます。また通常のマシニング加工で出来ない図面、放電加工機やワイヤー加工機を使う必要がある図面は、時間が大幅にアップする為、価格も高くなります。

なお図面を書く際に、幾何公差の緩和や放電加工機・ワイヤー加工機を使わないような設計を考慮頂くと価格は抑えられます。図面を書かれる設計者の方も、加工方法等を把握して頂ければ、その内容に合った適切な図面を書けると思いますが、なかなか詳細まで把握して設計することは難しいと思います。当社ではそうしたご相談も承っておりますので、お気軽にアルミ切削.comにお声がけ下さい。お待ちしております。

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