2018.9.28
アルミ品番について
1000番台のアルミについて
1000番台のアルミは純アルミニウムを表しておりA1100、A1050ともに純度99%以上のものとなります。
A1000系は全般的に溶接性や耐食性、成形性に優れていますが強度が低いという点が課題となります。その中でもA1100は電気器具や腐食への強さのため、各種容器、建材、キャップなどに使用されています。また陽極酸化処理により白化するといわれています。
A1000系の中でもA1050は99.5%以上がアルミ成分で構成されているものを指します。
アルミ以外の材料に比較すると加工性は非常に高くなっていますが、切削加工の場合には他の材料に比べやわらかいため切削しにくくなっています。そのため切削もできますが、プレスなどの方が適しているといわれています。
また耐食性に関しては1000系の中では中間程度に位置します。
アルミ切削.comでは、A1050、A1100両方の事例の記載しておりますが、当社ではA1100は特性上切削ではなくプレス加工、塑性加工がメインとなっております。